・解く・緩める・重みを感じる
まずは、身体を解いて緩めましょう。
自分の身体が硬いと信じている方、無理に曲げよう、伸ばそうと力みながら、躍起になっていませんか?
力みは身体を柔らかくする手助けにはならないばかりか、ブレーキがかかります。
また、痛みは、無理をしている事を知らせる信号です。
痛みを我慢して無理強いしていると身体は拒否反応を起こし、ますます萎縮し硬くなってきます。
Zen-Na-Doメソッドでは、力を抜く方法として、身体を固体としてではなく、皮膚の袋に入っている水とイメージします。
力が抜けてくると身体全体の、また、アプローチする部分の重みを感じてくることができます。
その重みをエネルギーとして、身体本来の柔軟さを取り戻していきます。
レッスン時に力を抜くことで、アプローチする深層部の筋肉も意識できやすくなります。
トレーニング箇所の意識の有無で効果は、大きく違ってきます。
・調息・調心の力をかりて
Zen-Na-Doでは、調息で導引した気を、筋肉をはじめとする、臓器に働きかけます。
それにより、トレーニングする箇所をさらに意識し集中することができます。
身体の声を聞きながら、生命の声を聞きながら進めていくことが大切です。
滞っている気を流れやすくするために、ヨーガのアーサナー(ポーズ)も積極的に取り入れています。
鬱血した血液・気・水・リンパ液が流れやすくなることにより免疫力を高めながらのトレーニングが可能になっています。
単にカロリー消費・ストレス解消の運動とは違っています。
また、ジョギング・エアロビクスなどの有酸素運動とも異なり、静の有酸素運動といえます。
全て呼吸と同調された動きなので、基礎代謝の基となる赤筋が鍛えられます。
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