禅那道 Zen−Na−Do 4月 月暦 弥生と閏弥生の頃   

・弥生の満月 4月7日 ・閏弥生の新月 4月21日 ・春土用入 4月16日 
・穀雨    4月20日

 今年は弥生が二度の閏月です。  4月20日に弥生が終わって21日からまた弥生です。 新月から上弦、満月を経て再び新月へと、月は満ち欠けを繰り返しています。その周期は 約29.53(29.530589)日。この月の満ち欠けひと巡りをそのまま1ヶ月という単位にしたのが 旧暦です。 29日と半分なので、1ヶ月の日数は29日か30日。旧暦の1年は太陽の動きをもとに した太陽暦(365.2422日)の1年と比べて11日ほど短いのです。このまま放置しておくと、 こよみ上の月日と実際の季節がどんどんズレていき、1月が夏だったり秋だったりと、 少々面倒なことになってしまう。 (下記のように、気にしない民族もいます。)      そこで旧暦では約3年に一度、「閏月(うるうづき)」と呼ばれる1ヶ月を加えて 1年を13ヶ月とすることで、その誤差を調整しています。 ちなみに純粋太陰暦を採用しているのが、イスラーム圏で使用されているヒジュラ暦です。 夏も冬も無頓着なのでしょうか? 砂漠の国が起源だからそれもありかなぁ? ムスリムが日の出から日没まで断食しなければならないことで知られる「ラマダーン」とは、 このヒジュラ暦の9番目の月のことをさしており、はムハンマドにクルアーンが最初に 降った月とされ、イスラームの聖月であるそうです。 7月や8月がラマダーンにあたると、日没まで時間があるので、かなり空腹感あるかも・・・ 大きなお世話かな。  私が、旧暦を意識したのは、季節をコントロールする環境で育ったために季節感が乏しい人 だと感じたのが第一のきっかけでした。 近頃では「旧暦や季節を大切にする」事が私には とても当たり前のように受け取られますが全然違います。 美しき誤解! そういう事にかなり疎いから、意識しなければいけない状況なのです・・・大変だ! 季節、自然を相手にしている農家のおばあちゃん、おじいちゃんに、そんな事聞いても、 不思議がるだけです。あまりにも当たり前過ぎて話題にもなりません。  野生児を目標にしている私が自然に疎いわけにはいきませんから、身体を自然に任せる事 からスタートし記憶があります。 旧暦は気功の師匠から教わりましたが、 とてもお洒落でクールな暦ですね。  自然がつむぐ循環の中に「とき」をとらえる旧暦は、私たち自身も循環の中にいることを 再認識させてくれます。一方向へのみ突き進む現代型の暮らしの中で循環リズムを失いがちな 私たちにとって、それはとても意味のあることだと思いました。なぜなら私たちの生命もまた 有機的に結合した無数の循環に支えられているからです。  調息・調身・調心を修行していると、とにかくシンプルな生活に行きつきます。 単純明快が心地よいのです。 単純明快にするために、私は、考え込まない練習修行を 実践しています。(それはヴィパッサナ冥想)  みなさんも一緒に単純明快な暮らしを楽しみなしょうね、元気の源はサプリメントより 「自然に逆らわない、考え込む事をやめる」でいいと思います。
生きとし生けるものが幸せでありますように