禅那道 Zen−Na−Do 9月 月暦 文月と葉月の頃   

・文月満月9月6日 ・白露9月7日 ・文月新月9月22日 
 ・秋分9月23日 
 
      秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる

 おなじみ、古今和歌集、藤原敏行の歌です。試験勉強用に仕方なく暗記した歌ですが
この季節に頭をよぎる歌。なんかいいですよね、でも日中の暑さは残暑どころではない
気もします。心身ともにだるい・・・夏バテかな?今月は夏バテと秋バテについて少し
ふれてみます。夏バテは知っているけど秋バテってあるの?と感じるかもしれませんが、
先ずは夏バテの原因、今と昔では大きな違いがあります。
昭和の夏バテ?は暑さによる多量の発汗、食欲の低下、食事の偏りそして睡眠不足など
単純明快な原因。この食欲低下は、暑いので冷たい物ばかり食べたり飲んだりするので 
胃液が薄まり、消化機能が低下することで食欲が落ちる訳です。    

平成の夏バテ?は 建物の中は冷えて、外は猛暑。出たり入ったり身体の温度調整が
うまく行かない。 昔の要因にプラスされて、冷房が効きすぎた部屋と外気温との温度差で、
自律神経が乱れてしまう。

自律神経が乱れたままでいると、今度は秋バテになってしまいます。残暑が残る季節でも
季節の変わり目なのです。意外と日格差は大きく日中は半袖で過ごせるのに、日が沈むと
上着がないと寒くなる。といったことがよくありますよね。クーラーの効いた部屋で
カーデガン羽織るように、夜の睡眠時には薄い掛布団を用意しましょう。体温調節の
自律神経が乱れないように心がけます。

秋バテ対策はそれぞれの体質により対策が違いますが、胃腸をいたわるというのは
すべての人に共通します。秋も深まってくると美味しいものが多くなる季節ですので、
腹六分目くらいの気持ちで過ごすとよいでしょう。お風呂ではやや汗ばむ程度の温度で
20分以上しっかりと温まる。その時に、ふくらはぎをよく揉みほぐす。そして睡眠を
十分にとる「夏バテ」も「秋バテ」も医学用語ではありませんが、毎年悩まされる人が
多い症状です。残暑厳しき折り、体調をくずされませんようご自愛下さい。








生きとし生けるものが幸せでありますように